制汗剤として効果の高いパースピレックス
パースピレックスは、臭いを抑える働きがあるのではなくて、汗自体を抑えます。
配合されてる成分は塩化アルミニウムでして、水と混ざれば固形となるのです。
そして、固形となると物質的には安定します。
汗腺の中の水分と、塩化アルミニウムが化学反応を起こせば、水酸化アルミニウムを作り出すのです。
さて、水酸化アルミニウムは、肌の表面にあるケラチンと化合すると、角栓となります。
汗腺で角栓となるので、汗の出口が塞がれてしまうのです。
その結果、汗の出口がなくなります。
こうして、発汗そのものがなくなるという仕組みです。
この効果は、1回の塗布で3~5日持続します。
ところで、塩化アルミニウムは水と混ざれば、塩酸を作り出してしまうのです。
このままでは、肌が塩酸で焼かれてヒリヒリする痛みがあります。
ですから、パースピレックスへは予防措置が施されているのです。
それは、塩酸を無害化する乳酸アルミニウムを配合することで、実現されてます。
尚、これらの成分配合は特許を取得されているので、刺激の少ない制汗剤は、パースピレックスだけなのです。
